以前、某高級フレンチレストランに行った時のこと。接待族も減ったのかお客さんがあまりいませんでした。その割にウェイターさんはいっぱいいるんです。ウェイターさんは皆、何かサービスしようと店内に目を光らせています。
私は、監視されているような気分になって、緊張してしまいました。彼が、「顔赤いけど大丈夫?」と心配してくれました。彼の気分を損ねたくなかったので、ひきつった笑顔で「大丈夫」と言ったんですが、ついにやってしまいまいた。
メインの鴨料理を食べている最中、私は緊張してフォークを落としてしまったのです…。カラーンという音が店内にやけに響いて感じました。ウェイターさんはすぐに新しいフォークを持ってきてくれましたが、私はもう恥ずかしくて、その後、口をモグモグと動かすだけでどんな味だったか覚えていません。デザートにいたっては、何を食べたかも覚えていません。
適切なサービスって難しいですね。居酒屋なんかに行くと呼んでもなかなかオーダーを取りに来てくれないなんてこともありますが、そういうのはレストラン選びでは問題外として、監視されているような雰囲気のお店も嫌なものです。
さりげなく必要な時だけ自然なサービスって難しいですよね。でも、料理に加えて、そういうサービスの良さがあって初めて名レストランと呼べると思います。
ある程度「食べログ」などでもチェックできますが、サービスばかりは実際に行かないと分からないことが多いです。2度目来店するかどうか、サービスは重要な決め手になります。